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位置指定道路とは?【不動産知識】

2021/06/26


今回は「位置指定道路」についてお伝えしていきます。

位置指定道路とは「私道」の一種です。

「私道」とは個人や団体等が所有している道路の事をいいます。(国や各自治体が所有している道路は公道です。)

位置指定道路は特定行政庁から認定を受け、建築基準法上の道路(原則として幅4m以上)として認められています。

 

なぜ位置指定道路の認定が必要になるのかというと建築基準法により「建物を建てるには建築基準法の道路に2m以上接しなければならない」と規定されている為です。

例えば大きな土地を複数の区画に分割して建物を建てる場合、道路に接道していない奥の敷地は接道義務が果たされないため建物の建築ができません。
そのため、接道義務を果たし、建築可能にする為に新たに敷地内に位置指定道路を設けられる場合があります。

 

位置指定道路は個人で維持管理している為、ライフラインが整っているか、除雪は入るか、誰が所有者なのか等、確認しておくべき事もあります。

位置指定道路の土地や建物のご購入を検討しているお客様は一度弊社までご相談ください。

【お問い合わせ先:011-788-9347】