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用途地域とは?【不動産知識】

2021/04/29


今回は「用途地域」についてお伝えしていきます!

用途地域とは建築できる建物の種類や用途を定めた地域です。

用途地域が定められていないと、皆が自由に好きな建物を建築し色々な建物が無作為に建築されてしまいます。

無作為に建築され住みにくい街になってしまうのを防ぐ為に用途地域が定められています。

 

用途地域には大きく分けて3種類あり、「住居系用途地域」「商業系用途地域」「工業系用途地域」に分けられます。

3種類からさらに細かく分かれて、住居系用途地域は8種類、商業系用と地域は2種類、工業系用途地域は3種類の用途地域があります。

 

◇8種類ある「住居系用途地域」では基本的に大きな工場や商業施設は建築は出来ないので住環境が優先されている地域となっています。

8種類それぞれ建築可能な建築物や面積などが(○㎡までの店舗・事務所は建築可能など)細かく設定されています。

 

◇2種類ある「商業系用途地域」では主に大きなデパートや百貨店など商業施設が立ち並ぶ地域となっております。

札幌駅の周辺などは「商業地域」となっております。

 

◇3種類ある「工業系用途地域」では主に工場などが建設される地域となっております。

3種類ある内の1つである「準工業地域」では環境悪化の恐れや危険性の高い工場は建築出来ません。

環境悪化の恐れが少ない小規模な工業などに加え住宅や店舗も建築する事が出来ます。

 

所有している不動産の用途地域が知りたい場合、札幌市では「札幌市地図情報サービス」というサイトで確認する事ができます。

「札幌市地図情報サービス」では用途地域の他にも防災情報(地震や風水害)を調べることが可能です。

以下リンクから札幌市地図情報サービスへ移動できますので知りたい方は是非調べてみてください!

札幌市地図情報サービス - トップページ - (sonicweb-asp.jp)


※下記画像のように用途地域が定められています。(色ごとに用途地域が異なります。)