売却相談
売却相談
一生の中で想い入れのあるご自宅を売却するという機会はそうそうあるもではないと思われます。経験も少なくわからないことも多く、売却に不安を感じていることと思います。
不動産会社といっても賃貸をメインにしている会社、事業用不動産をメインにしている会社、買取り債販売をメインにしている会社、居住用不動産の売買仲介をメインとしている会社などそれぞれ特色があります。せっかくの売却を成功させるために先ずは不動産会社選びを慎重におこなって下さい。
賃貸メインの不動産会社
賃貸がメインのため不動産売買の取り扱いは少ないと思われます。会社内部にて売買事業部などで対応している会社もあります。基本業務はアパート・マンションなどの入居者募集や管理業務を行うため比較的に若い社員が多いと思われます。
買取り再販売メインの不動産会社
早期に資金が必要な場合やいつ売れるのかわからなく不安であるという場合は買取りをメインにしている会社に依頼するケースがあります。不動産の現金化は確実ですが、買取りであるため売買仲介より価格は低くなるケースが多いと思われます。
事業用不動産メインの不動産会社
アパートなどの一棟売りなどを専門に手掛けています。一般の居住用不動産とは異なり地下鉄・JR徒歩圏の利便性の良い不動産を扱うことが多いと思われます。また、アパート建築に適した土地などの取得などにも力を入れているようです。
居住用不動産売買仲介メインの不動産会社
居住用の一戸建て・分譲マンション・土地の売買仲介を専門に手掛けています。ご自宅の売却の場合は売買仲介専門の不動産会社に依頼すると良いでしょう。売却におけるスケジュールから注意点など手馴れているため安心できると思われます。
売却から引き渡しまでのおおまかな流れ
- ①不動産会社選び
- 先ずは売却を依頼する不動産会社を選定します。
先に述べたように不動産会社でも特異分野がありますのでどこに依頼するかは慎重に決めましょう。 - ②売却相談
- 売却の理由や売却の時期などを含め担当者と打ち合わせをします。売却に係る費用や税金なども確認しておきましょう。
- ③現地確認・内覧による不動産査定
- 売却物件の場所や間取り、内外装等の状況を実際に見てもらい査定価格が提示されます。価格は現況(建物の状態)を加味し、近隣の販売状況や公示価格、路線価などを考慮したうえで算出されます。口頭の場合もありますが、書面にて提示される場合がほとんどです。書面の提示には数日必要ですので提示される目安を確認しましょう。
- ④不動産会社との媒介契約締結
- 売主様が不動産会社に販売の依頼をする旨の契約となります、売却価格や条件、販売方法などを売り合わせの上決定します。媒介契約には一切金銭はかかりません。(売買契約が締結した場合は国土交通省の定める報酬規程(仲介手数料)が発生します。
- ⑤販売スタート
- 現在ではインターネット広告をメインに告知し物件の問い合わせを頂きます。購入希望者に実際に見て頂きますが入居したままでの販売の場合は事前に売主様と日時の調整をしたうえでご案内となります。販売活動は定期的に書面にて売主様に報告があります。
- ⑥購入の申し込み
- 購入希望者から購入する旨の書面を頂きます。この書面には購入希望者から引き渡し時期等の購入条件の提示があります。この書面をもとに売主様と打ち合わせをし、商談がまとまれば売買契約に進みます。
- ⑦売買契約の締結
- 売買代金や引き渡しの時期等を記載した売買契約書に買主様・売主様双方に署名押印して頂き契約を締結します。この時点で買主様より手付金(売買代金の5%~10%程度が多いです)を受領します。お客様が遠方で立ち会えない場合は郵送での契約となることもあります。
- ⑧引き渡しの準備
- 物件を引き渡す準備として引っ越しや不用品の処分、金融機関のローンが残っている場合はその金融機関への一括返済する旨の連絡などをして頂きます。詳細については不動産会社の担当者と十分に打ち合わせしてください。
- ⑨売買代金の受領・物件の引き渡し、名義変更
- 買主様が住宅ローンを利用する場合はその金融機関にお集まり頂き、代金受領・所有権移転手続きを行います。ここには司法書士が立ち会います。売主様は登記済証(権利証)もしくは登記識別情報と印鑑証明書・実印等をご用意頂きます。必要書類関係は事前に担当者と打ち合わせのうえ当日を迎えましょう。
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